作品紹介・あらすじ
雑誌記者の笹山真由美は、若年性アルツハイマーを発症した父に付き添い病院を訪れた。
彼女はその病院のICUで、頭に包帯が巻かれ、複数の管につながれた意識のない少女・美咲が流す涙を目撃する。
美咲の家族は殺害され、自宅火災の焼け跡から遺体で発見されていた。
事件を調べ始めた真由美は、美咲が典型的なヤングケアラーだったことを知る。
重度の障害者の兄と認知症の祖母の面倒を、看護師の母にかわって一人で看てい...
感想・レビュー (1件)
結末はかなり初期から予想できた ヤングケアラーの現実と家族愛は学べたが、小説としては余り好きになれなかった