窓の灯とおく

窓の灯とおく

一穂ミチ
幻冬舎コミックス (2011年11月1日発売)
ISBN:9784344823761
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作品紹介・あらすじ

企業で遺伝子の研究をしている葛井築は、人づき合いの一切をひたすら面倒だと思ってきた。そんな築が通勤電車で、灰谷新と出会う。痴漢に遭っていた高校生を颯爽と庇う新を理解できないと断じた築だが、実は近所住まいだった彼から人なつこく構われ続ける羽目に。新に会ってからというもの、築は己の情動と行動をうまく制御できなくなって…。

感想・レビュー (1件)

#一穂ミチ #街の灯ひとつ 2010年刊行 #窓の灯とおく 2011年刊行 個人的好みで言えば、ストーリーは同級生再会もの「街の灯ひとつ」が良くて、キャラはスピンオフの遺伝子研究員の受け葛井築が面白かった。 「街の灯ひとつ」の初恋を拗らせたヘタレ攻めのキモさは格別でした。 スパダリ趣味の私には、ヘタレ攻めは守備範囲外なんですけれども、直木賞作家ということで一縷の望み…やっぱりございませんでした。 中学の眩い気持ちがずーと続いている陰キャ。美しい思い出と、その裏側のそれぞれ抱えている秘密が織り込まれているのが、一読者として面白かった。 攻めも受けも可愛いカップルです。 スピンオフは遺伝子研究者の葛井の偏屈な個性が好き。ただ、攻めは気になる女性がいて、なぜ突然葛井を好きになるのか、辻褄が合わないような。 小道具として蚕の生態を詳しく描いているけれど、もうちょっと肝心の心境の変化を知りたかったな。

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