すだれ

2026年2月2日

尼崎のアパートで孤独死した、名前も定かでない一人の女性の人生を掘り起こしたノンフィクション。 こんなにも自分の痕跡を消して生きていけるものなのかと驚いた。 おそらく、彼女の人生には何か深い闇があるのだろうが、今となっては知る術もない。真摯な内容だが、取材期間の短さはいかんともしがたく、新聞記者発のノンフィクションの限界も感じる。

ある行旅死亡人の物語

ある行旅死亡人の物語

武田 惇志/伊藤 亜衣

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