作品紹介・あらすじ
小さな手。でたらめな歌。喜ぶ顔。増えていく言葉。まっしぐらに走ってくる姿。夏はまだ残っているというのに、それらをすべて手放さないといけないのだ。寂しい、悲しい。そういう言葉はピンとこないけど、体の、生活の、心の、ど真ん中にあったものを、するっと持っていかれるような心地。金髪ピアスの俺が1歳の女の子の面倒をみるなんて!?16歳の少年の思いがけない夏。青春小説の傑作が誕生!
感想・レビュー (1件)
「あと少し、もう少し」のおおたくんー! またもだいすきな登場人物がアフターストーリーのように出てくる話でびっくり嬉しい☺ 別れは惜しむものじゃない。ただ日常にあるだけだ。また新しい何かに手を伸ばしていく。俺のフィールドがこれから先にしかないのならここでの日々を握りしめてばかりもいられない。
