作品紹介・あらすじ
靴底を通してのぼってくる、あの舗石の感触は、私に生きることの力を教えてくれるー。遠い石造りの街で出会った人々の思い出に寄り添いながら、ヨーロッパ精神の真髄を描く、著者、最後のエッセイ。
感想・レビュー (1件)
相変わらず思いついたままあったことを書き連ねているような、ゆるい感じ。記憶がたどれない所は忘れてしまったが、と深追いしないところも潔い。だが、イタリアの詩人や絵画についてしっかり勉強してその知識を所々に挟むのが素晴らしい。行ったことも知識もないイタリアについて飽きさせずに読ませる筆力には脱帽。