のんたん
2026年5月16日
柳田國男の原文の本を挫折した記憶がある。 さらに、自分自身民俗学という学問に疎くその頃は興味がなかったのである。歳月を重ねると色々なものの興味、関心が増える。犬を連れて散歩に行くとふと、目に止まった祠。何が祀られているのか?庚申塚であったり、道祖神であったり、何かわからないが祠の奥に祀られているものであったり。そこから昔ながらの日本の信仰と言うものに興味が湧いた。そして、昔の地名、禁足地などなど興味が尽きなくなった時、日本最初の民俗学者である柳田國男の遠野物語を読みたくなった。それも柳田作品の著作権が切れたと同時に色々なものが書かれ始めていたが、柳田の事をよく知っている人たちで書かれた口語訳は、民俗学をよく知らない者にはとても分かりやすく、更に注が付き、のちの研究でどうして柳田がこのように書いたのか、この話は何の何番に繋がっている、または何番と同じ話しである、ということ等が書かれていてより一層遠野物語が好きになった。 今でも遠野に住む人のはなしを聞いてあるYouTubeなどをみたり、遠野市の語りひべの話しを聞くのも民俗学初心者にはとても良い一冊だった。
遠野物語
柳田国男/佐藤誠輔
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