発達が気になる子どもが小児科の専門外来を受診するとき

発達が気になる子どもが小児科の専門外来を受診するとき

柏木充
金子書房 (2024年4月30日発売)
ISBN:9784760832927
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作品紹介・あらすじ

発達の専門外来で実際に何が行われているのか。外から見えにくい診療の流れを保護者や学校の先生に向けて小児科医が丁寧に解説する。 目次より 第1章 受診にあたって 受診前の準備 初診の流れ 再診 その後 【コラム1】気づく 【コラム2】「発達がゆっくり(遅れている)」とは 【コラム3】そもそも「神経発達症(発達障害)」とは 【もう少し詳しく知りたい人のための小児科講座1】 神経発達症(発達障害)の...

感想・レビュー (1件)

学校から専門医を受診し、診断をもらってくださいプレッシャーを感じて、一体専門医を受診するとはどういうことなのかと考えるために手に取った一冊。 小3の女の子(架空)さんの受診経緯と経過を通して、段取り、医者はどんな点を見ているか、当日の流れ、その後の流れ、医者によるサポートとは?等など詳しく書かれている。 そうか、専門医を受診して、診断をもらうとはそういうことか。とも思ったし、何をいつどれくらい誰とやるのか、イメージがわかないと不安定になってしまう子どもとの受診を想定すると、当日何をし、どれくらい拘束されるかわかるのは非常にありがたいと思った。 見通しが立つってとても大切なんだなと子が特性持ちだと意識してから始めて実感する日々。