Jun.e

2026年3月8日

主人公は白井さんという30代後半(38歳だったか?)の女子。彼女は独立して開業した洋菓子店を5年で閉店することにした。理由は近くに大型資本の洋菓子店が出来たため。店舗は居抜きで買い取ってくれる人が現れるまで現状のままで置くことにした。けれども、それでは諸費用がかかるし、生活もしていかなければならないから、ライバル店だった大手洋菓子店でバイトをすることに。そこで客としてきた料理研究家の佐渡谷真奈美に声をかけられて、厨房を貸してくれないかと頼まれる。 お菓子教室を開きたいという。ただし生徒は一人だけ。姪のカウンセリング診療所のクライアントだという。最初の生徒は順子さんという会社員、会社に行かれなくなって…と。フルーツタルトを作る。白井さんは一人だけで、このお菓子教室は終了すると思っていたら…次々と半ば強引に続けられて-。 生徒は恋愛依存の芸能人や、中学生の結杏ちゃん…。 お菓子もさまざま登場する。 そんなお菓子教室を行っている内に、白井さんにも新しい気持ちが芽生えてきて-。 また佐渡谷さんも、気持ちに正直に行動しようと思い始めて、若いころ修業したフランスへ再渡航する-。本の最後に、小説の最後で白井さんに向けて作ったパウンドケーキのレシピが出ていて、誰でも簡単に作れそうな気分になる。

バニラな毎日

バニラな毎日

賀十 つばさ

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