匿名ユーザー

2025年4月19日

この本を読み終わった後、友達が一人増えた。小澤征爾さんだ。 彼の好きな食べ物は何か、何に感動し、どう生きたいと思っているか、どんな友達がいるか、家族をどれだけ大切に思っているか。 小澤さんの好きな食べ物を持って行っら良いか、どんな話をしたら喜ぶか、私の友達の内、誰を紹介したら話が盛り上がるか… そんなことが分かる本でした。 1960年代の世界を肌で感じた小澤さんだからこそ伝わってくる物がありました。彼の素直で、みずみずしくて、少しやんちゃな目線で見た欧米の姿が良く分かります。 彼の晩年は音楽があればこその闘病生 活だったのだと思います。 元気の出る本でした。

ボクの音楽武者修行

ボクの音楽武者修行

小澤 征爾

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