エベレストを越えて

エベレストを越えて

植村 直己
文藝春秋 (1984年12月10日発売)
ISBN:9784167178055
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作品紹介・あらすじ

一九八四年二月、マッキンリーに消えた不世出の冒険家が、一九七○年の日本人初登頂をはじめ、五回にわたる挑戦を通じて人類を魅きつけてやまないエベレストの魅力のすべてを語る。

感想・レビュー (1件)

かなり面白かった。植村直己という人の人柄がよくわかる本だった。日本隊がゴミをきちんと処理していないところは驚きだった。そもそもはそういう国民だったというのは新たな発見だった。 極地の垂直と(水平エベレスト、北極南極)にとらわれるところは、根っからの冒険家なのかなと思った。 南極への想いは強くあったようで行けなかったのはかわいそうに思う。 優しいいい人だったんだろう。今生きていたらどんな感じだったのだろうか。