骨灰

骨灰

冲方丁
KADOKAWA (2022年12月9日発売)
ISBN:9784041119952
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作品紹介・あらすじ

大手デベロッパーのIR部で勤務する松永光弘は、自社の高層ビルの建設現場の地下へ調査に向かっていた。目的は、その現場について『火が出た』『いるだけで病気になる』『人骨が出た』というツイートの真偽を確かめること。異常な乾燥と、嫌な臭いーー人が骨まで灰になる臭いーーを感じながら調査を進めると、図面に記されていない、巨大な穴のある謎の祭祀場にたどり着く。穴の中には男が鎖でつながれていた。数々の異常な現象に...

感想・レビュー (1件)

第169回直木賞候補作の新時代ホラー。ビビりつつも好奇心が上回り頁を捲る手止まらず。 序盤から不穏な空気が漂い、じわじわ進行する主人公の変貌と共に自分の中の恐怖の穴も広がっていくような感覚だった。余りにも不条理過ぎる祟りで、腑に落ちぬ点もありモヤモヤ残る読了感。