作品紹介・あらすじ
26歳の春、根岸は6年間勤めていた料理店を辞めた。長年お世話になったオーナー夫妻と板長、そして同僚たち。その全員の顔を根岸は未だに覚えられない。人の顔を認識できない脳機能障害の一種、相貌失認を抱える根岸は、もっと自分に向いている働き方を探し続けていた。そんな根岸が次の道として選んだのは「出張料理人」。出張料理人は依頼人の元へ出向いて料理をするため、不特定多数の客を迎える機会はなくなるからだ。幸運に...
感想・レビュー (1件)
相貌失認を抱える料理人・根岸は、出張料理人としての道を歩もうとするのだが、そのために選んだ居抜き物件が、まさか地元で愛された名店の跡地だったとは!? 埼玉の美味しい名物料理も紹介されています(*^^*)
