「空気」を読んでも従わない

「空気」を読んでも従わない

鴻上 尚史
岩波書店 (2019年4月20日発売)
ISBN:9784005008933
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作品紹介・あらすじ

「個性」が大事というけれど、集団の中であまり目立つと浮いてしまう、他人の視線を気にしながら、本当の自分は抑えつけていかないと……。この社会はどうしてこんなに息苦しいのだろう。もっと自分らしく、伸び伸びと生きていきたい! そんな悩みをかかえるアナタにとっておきのアドバイス。「空気」を読んでも従わない生き方のすすめ。 はじめに 1 なぜ先輩に従わなければいけないの? 2 どうして,人の頼みを断れない...

感想・レビュー (2件)

なるほどなあと思った。 無理して居心地の悪いグループにいるより1人でいる、ということに抵抗がなくなるかも。

「多様な視点や価値観は心を自由にする」 「ただ、同じ時間を過ごすことが、仲間であることの唯一の証明ではない」 欧米と日本の社会の捉え方の比較を通して、自身の存在の輪郭を鮮明に捉えられた気がした。

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