乙嫁語り 14

乙嫁語り 14

森薫
KADOKAWA (2022年10月19日発売)
ISBN:9784047372597
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作品紹介・あらすじ

中央アジアを舞台に、さまざまな結婚模様を描く『乙嫁語り』。アミルの兄、アゼルとその仲間たちは、草原の民どうしの結束を果たすために「馬競(うまくら)べ」へ参加することに! 新たな乙嫁も多数登場!

感想・レビュー (1件)

#乙嫁語り #森薫 新年にふさわしい、生きる力と勇気がもらえる物語でした。面白かった! 草原の男は、男の中の男 アゼル兄、バイマト、ジョルク好きです。 19世紀中央アジアを舞台に、さまざまな結婚模様を描く『乙嫁語り』。 力強く生きる人々、スケール感に圧倒されました。遥か大陸への憧れは昔からあったので、気になっていた漫画。 アナログの手描きにこだわりつづける森薫先生の絵は、素晴らしいの一言に尽きます。卓越した技術はもちろん、大陸での暮らしを敬意と情熱を持って描いているのが伝わります。 . . . 遊牧民のアミル20歳が嫁いだのは、定住民のカルルク12歳。 それぞれの乙嫁にドラマがあり、面白いのですが、第10巻の前半はカルルクが”男”になるべく修業をする”男修業”編。アミルの兄が暮らす遊牧民の冬の野営地へ行き、アゼル兄に鷹狩りを学ぶ。 町の暮らしも面白いけれど、やっぱり草原の男は格好いい。早く一人前になりたいと焦燥感をつのらせるカルルクが可愛かった。 中央アジアの風物、美しい花嫁たち、民族衣装の繊細な描写には思わずうっとりしてしまいます。そして馬、羊、鷹、あらゆる動物の描写も格好いい。 草原の狩り、料理…想像力を膨らませてくれて爽快でした。 むろん爽快な出来事ばかりではなく、民族の小競合いや、中央アジアの先住民を排除して、領土を奪おうとするロシアの脅威もある。 草原の民と、町の民が同盟して立ち向かうことになり、今後も目が離せません。 英国人のスミスが案内人のアリと大陸を旅する物語もコミカルで楽しかった。誇りと矜持をもつ乙嫁たち。新たな乙嫁ジャハン・ビケにも注目したいです。