氷河期

氷河期

ニコラ・ド・クレシー/大西愛子
読者数: 1
発売日: 2010/10/31
出版社: 小学館集英社プロダクション
ISBN: 9784796870801

レビュー (1件)

フランスの漫画 バンド・デシネ らしい 日本の漫画やアメリカのコミックとも異なるテイストだ タイトルに惹かれて手に取った 氷原に埋もれたルーブル美術館を、数千年後の人類が発見し、とんでも解釈すること、その人類は遺伝子操作で人語を話し炭素14を嗅ぎ分けて年代測定出来る犬を作り出しているが、それ以外の科学知識は失ってしまったようだ 一方ルーブル美術館の展示物達はまるで生きているかのように描かれている 日本の付喪神そのものと言える 作者は付喪神を知っていたのだろうか? ストーリーはバカバカしいが、著者ニコラ・ド・クレシーは、ルーブル美術館の要請を受けてこの本を書いたとのこと 漫画が芸術であると言うのが、ルーブル美術館でも常識になったのだろう おもしろかった

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