作品紹介・あらすじ
お願いだから、私を壊して。ごまかすこともそらすこともできない、鮮烈な痛みに満ちた20歳の恋。もうこの恋から逃れることはできない。早熟の天才作家、若き日の絶唱というべき恋愛文学の最高作。
感想・レビュー (3件)
まあまあ
言葉では言い表せないほどに素晴らしい作品。読めば読むほどに心が締め付けられた。前半の日常パートにあまりにも起伏がなく、何度も挫折しそうになったが、途中から激しく心を揺さぶられ、読み終えた者だけが得られる苦しさと愛しさ。登場人物が現実的であり、それに対して泉はどこか現実的でないと思っていたが、それも葉山先生と関係を持った際の描写で回収されていて、その構成にも大惚れした。泉の激情の涙で終わるのも美しい。
なんともせつない
