LIFE SCIENCE(ライフサイエンス)

LIFE SCIENCE(ライフサイエンス)

吉森 保
日経BP (2020年12月18日発売)
ISBN:9784822288662
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作品紹介・あらすじ

科学が発展しすぎた時代に、まどわされず、自分で考えるための基礎教養 人生100年と言われる時代ですが、それはただ寿命が延びただけの話。 寝たきりやアルツハイマーで何年も過ごさなければならないのが、いまの現状です。しかし、生命科学は「死ぬ寸前まで健康でいる」ために日々発展しています。 この本は、世界的生命科学者が、細胞の話といった生命科学の基本から、抗体やウイルスの話、そして、最先端の知見を、極め...

感想・レビュー (2件)

ウイルス:生物の体内の細胞に侵入し、自分のタンパク質を作ることで生き延びている。 空気中ではしばらくは生きれるがしばらくすると死ぬ。 細菌:単細胞生物。自分たちで分裂していくことができる。 抗生物質はウイルスにはきかず、細菌に効く。 風邪はほぼ100%ウイルスが原因だが、免疫が落ちて喉痛が起きるのは細菌が原因。なので、風邪で抗生物質を服用しても喉痛は治るが、風邪に直接きくわけではない。 オートファジーを活性化するには、 ・適度な運動 ・カロリー制限(食べすぎない・断食) オートファジーを活性化する代表的な食べ物は、 納豆(発酵食品)、キノコ類、鮭など。 レスベラトロール:赤ワインなどに含まれる成分の一つ。摂取することで長生きできることが証明されている。 ルビコンを増やさないことが大事←オートファジーを抑えてしまうので。 高脂肪食(唐揚げやフライなど)はルビコンを増やすことがわかっているので、食べすぎないこと。 がんとは自分の細胞が増えてしまう現象のこと。