作品紹介・あらすじ
亜紗は茨城県立砂浦第三高校の二年生。顧問の綿引先生のもと、天文部で活動している。コロナ禍で部活動が次々と制限され、楽しみにしていた合宿も中止になる中、望遠鏡で星を捉えるスピードを競う「スターキャッチコンテスト」も今年は開催できないだろうと悩んでいた。真宙(まひろ)は渋谷区立ひばり森中学の一年生。27人しかいない新入生のうち、唯一の男子であることにショックを受け、「長引け、コロナ」と日々念じている。...
感想・レビュー (4件)
コロナ禍、時間が止まってしまったかのような、何も吸収することが無いように感じてしまっていたあの時間、場所をへだてていても、会えなくても、かけがえのない想いの交流があったと、心暖まった。
さすが、辻村さん!自負されただけある!!!良すぎた(*´˘`*)
辻村深月
コロナで休校が続き五島、長崎、東京などの中学高校生で共同星の観測大会をすらことになる