山ちゃん

2023年11月19日

犯人を最後の最後まで書かないで、読者に考えさせる見事な作品。毒入りカプセル錠剤の数にずっと視点を当てて読者に考えさせるが、実はピルケースが重要で、それの流れを考えれば自ずと犯人がわかる凄く巧妙に仕組まれた作品。三人の視点から交互に文章が書かれているのも面白い。他の作家では考えつかない。さすが東野圭吾の作品。

私が彼を殺した

私が彼を殺した

東野 圭吾

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