母の待つ里

母の待つ里

浅田次郎
新潮社 (2024年7月29日発売)
ISBN:9784101019291
本棚登録:37

作品紹介・あらすじ

40年ぶりに帰るふるさとで待っていたのは、初めて会う〈母〉だったーー。大企業の社長として孤独を抱える松永徹。退職と同時に妻から離婚された室田精一。親を看取ったばかりのベテラン女医・古賀夏生。人生に疲れた三人が選んだのは「里帰り」だった。囲炉裏端に並ぶ手料理や不思議な昔話。母と過ごす時間が三人を少しずつ変えていく……すべての人に贈る感涙の物語。ふるさとを、あなたへ。

感想・レビュー (2件)

よくできている。感動の一冊

仮想の母がいる故郷…なんか不思議だけど引き込まれる面白い本