作品紹介・あらすじ
脳出血で倒れ、失語症・右半身まひという後遺症を抱えた著者は、懸命なリハビリを経て大学の学長職に復帰。72歳で直面した人生最大の逆境を乗り越える支えとなったのは、それまでに読んできた1万冊以上の本から得た「知の力」「教養」だったという。「状況が厳しいときこそ数字・ファクト・ロジックが不可欠」「必要なのは、強さ・賢さより、“運”と“適応”」「不条理は、まずあきらめて受け入れる」-逆境を生き抜くために役...
感想・レビュー (1件)
著者出口治明が、脳出血から社会復帰を果たすに至る思考の限りは、教養の深さと生来のポジティブシンキングによるものだと語る自著伝。過去の踏襲と法則の熟考において、世界で起こった偉人の歴史の出来事を踏まえて、過去ではなく「これからの行動」に重きを置くことの重要さを説いた。
