作品紹介・あらすじ
20世紀の科学者たちが開発し、実戦に投入された想像を絶する軍事技術の数々。中でも核兵器は人類に大転換をもたらした。本書は、政治的・倫理的な是非は一切問わず、純粋に物理学の観点から、その凄まじいメカニズムに迫っていく。原子核が膨大なエネルギーを生み出す仕組みから、兵器に利用する際の設計方法、冷戦時代につくり出された究極の産物まで、直視しなければ見えてこない「核」の本当の姿を、素粒子物理学者が描きだす...
感想・レビュー (1件)
核分裂、核融合から、原子爆弾や水素爆弾の話しがわかりやすい。また原子爆弾のガンバレル型、インプロージョン型の仕組みも理解できた。