あい
2024年12月30日
懐かしい本。 自意識過剰で卑屈でうまくいかないのは人のせい。 わたしが自信持てなかったのも親のせい。 うまく生きられるようになりたい。 ずっと苦しかった。 気づけば全部自分のせい。私がこんなだから。私がもっといい人間にならなきゃ、あの子みたいだったら、そんな気持ちがずっと心に引っかかって苦しかった。 年を取って、少しずつ少しずつうまく生きられるようになったなぁって思う。 思春期に執着していた自意識から少しずつ離れるすべを持てるようになったのは、妻となり、母となり、いろんな顔を持つようになったのもあるだろう。 そして、少なくともずっと自分の苦しさと向き合って、自問自答してきたからこそ、今の自分があるんだと思う。 無駄じゃないなって思う。 ランディさんが作家となった36歳の頃が人生の転機だったという一節を読んで、37歳の今、20年ぶりに思い出して読み返したのは何か意味があった気がする。 バイブルです。
できればムカつかずに生きたい
田口ランディ
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