作品紹介・あらすじ
どんなことがあっても脱走してやる。このいやらしい世界から逃げ出してやる。こんなところに閉じこめられてたまるものか。汚物の墓場の下水管を通り抜けもとの世界からこっちの世界へ入り込んでしまったおれは…。情報による呪縛、時間による束縛、空間による圧迫にあえぐ現代をパロディ化し、境界のゆらぎはじめた現実と虚構の「世界」を疾走する傑作長編。
感想・レビュー (1件)
面白かった。 追跡者と脱走者がなかなか交わらない(同一人物だということが書かれない)から、もしかして違う人間なのかとかも考えたけどやはり最後はこうなった。意識がめちゃめちゃに入り乱れてすごかったなぁ。でも、インドの象と亀が世界を支えてるのとかもあってちょいちょい小ネタ挟んでたね。気づかないのもたくさんあるんだろうなー