作品紹介・あらすじ
止まったゴンドラが動き出したとき、驚きの結末が待ち受ける!
『このミステリーがすごい!』大賞・優秀賞受賞作家が贈る、二度読み必至の六つの密室劇。
「同一円周上に配置された、決して重ならない大事件。
彼らの事情が交わり起こした『奇跡』を観測出来るのは、観覧車の外の貴方だけ。
見上げた時にだけ現れる伏線を見逃しませんように」--斜線堂有紀(作家)
「軽妙な語り口に心地よく身を委ねているうちに、油断...
感想・レビュー (2件)
観覧車に乗り込んだのA〜E それぞれにエピソードがあって非常に面白かったです。 A車田さんとゆうこさん(幽霊) B殺し屋とターゲットの娘 Cストーカーから逃れるちびとのっぽ D小糸と針口 E爆弾が仕掛けられた兄としかけた弟の巴兄弟 観覧車に乗っていた各グループ。とある時、観覧車が止まってしまい、その間の1つ1つのエピソードが描かれる。 ネタバレになるが、実は全員19号車の観覧車に乗っていた。 つまり時代背景がバラバラで、過去の19号車で起きたミステリーが同時に書かれてあるとゆうオチ(途中で気づいたが。。。) ちびとのっぽのエピソードのときに、小さいときの巴兄弟ガ出てきたところや、糸口は下の名前がゆうこさんと言い、車田さんと話していた幽霊だったところなどは、まぁまぁ面白かったかな。
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