ゴミの王国

ゴミの王国

朝倉宏景
双葉社 (2024年3月21日発売)
ISBN:9784575247299
本棚登録:19

作品紹介・あらすじ

父の影響で過剰にきれい好きになった日下部朝陽は、東京の民間清掃会社で契約社員として様々悩みを抱えながら働いている。ある日、隣の部屋に住む佐野友笑の部屋がゴミで溢れかえっていることに気がつき、驚く朝陽。物を捨てられない友笑は、ゴミを集めてはアート作品を作っていた。二人の距離はいつしか縮まり、目の前に立ちはだかる壁をひとつひとつ乗り越えていくがーー。片付けたい男と片付けられない女。正反対の二人の、未来...

感想・レビュー (2件)

最初は重苦しかったけど途中から上向いてきて良かったです…

清々しい読了感。 潔癖男子と汚部屋女子の再生と成長の物語。 表紙の軽やかな雰囲気とは裏腹、なかなか重い内容。ゴミ収集業界についても勉強になったし、ゴミ屋敷住人の気持ちも少し理解できた気がする。 「人は1人ずつそれぞれのうちに侵しがたい「国」をもっている」