作品紹介・あらすじ
思いをうまく言葉にできないほうが、当然なのだ。本当なのだ。
どうしても理路整然とは話せない知人、酔うと後悔ばかり話し出す友人、洗面台で流されかけている小虫、授業中に夫の死を語りつづける先生……。弱いものたちのなかにこそ、陰影のある物語は生まれてくる。『絶望名人カフカの人生論』で知られる文学紹介者による、初のエッセイ集。
【目次】
はじめに 「言葉にしないとわからない」×「うまく言葉にできない」...
感想・レビュー (1件)
エッセイ。想像力をもって生きよう。弱い所に目を向けよう。