口の立つやつが勝つってことでいいのか

口の立つやつが勝つってことでいいのか

頭木弘樹
青土社 (2024年2月14日発売)
ISBN:9784791775996
本棚登録:14

作品紹介・あらすじ

思いをうまく言葉にできないほうが、当然なのだ。本当なのだ。 どうしても理路整然とは話せない知人、酔うと後悔ばかり話し出す友人、洗面台で流されかけている小虫、授業中に夫の死を語りつづける先生……。弱いものたちのなかにこそ、陰影のある物語は生まれてくる。『絶望名人カフカの人生論』で知られる文学紹介者による、初のエッセイ集。 【目次】 はじめに 「言葉にしないとわからない」×「うまく言葉にできない」...

感想・レビュー (1件)

エッセイ。想像力をもって生きよう。弱い所に目を向けよう。