作品紹介・あらすじ
忘れかけていた子どもの頃の思い出を、あざやかに甦らせる傑作短篇集。小学校の帰りに毎日行っていた赤い樽のある喫茶店。わたしはそこでお客の老小説家から「タタン」と名付けられた。「それはほんとう? それとも噓?」常連客の大人たちとの、おかしくてあたたかな会話によってタタンが学んだのは……。心にじんわりと染みる読み心地。甘酸っぱくほろ苦いお菓子のように幸せの詰まった物語。
感想・レビュー (1件)
作者の子供の頃の話なのか、はたまた、作り物、童話なのか分からない。 ただ、小説家には、それが本当のことなのか、作り事なのか(嘘)なのかを聞いてはいけない、と結ばれていた。