作品紹介・あらすじ
誰よりも理解し合いながら、決して愛し合わない二人の物語ーー。
29歳のイラストレーター神名葵(かんな・あおい)は、同棲している恋人との間に少しずつズレを感じていた。
仕事は順調ながら、ほんとうに描きたかったことはなんだったかを見失っている気がしてならない。迷いのなかにあった神名のもとへ、ある日かかってきた一本の電話は、かつての男ともだち・ハセオからのものだった。
お互い常に恋人がいながらも決...
感想・レビュー (3件)
8年ぶりくらいに読んだ、再読本(*^^*) 村山さんの解説曰く「登場人物全員、ものの見事に屑ばかりだ」なんですが(確かにそうなのだが)、やっぱり面白かった! ドラマ化したらキャストは誰かなぁ(笑)
★★★★★ 面白かった!!! ハセオ、とどうにかなるのかなとも思ったけど"失いたくない存在"ということで最後に腑に落ちることができたし、それはそれでアリなのかもしれないと思った。 保険をかけている、そんな表現が少しばかり私に刺さってしまったかな 笑
11/23読み終わり。そうきたかーという感想。あるんだよ、男ともだちって。大学時代から一緒にいても何も起きない神名とハセオ。同性では埋められない、でも肉体関係のない異性にしか求められないものって。一生切れない関係を作るためには肉体関係を持ったら終わり。京都やイラストレーター(千早さんは作家だけど)が千早さんの実体験も混じっているのかと思いながら読む。
