もう、聞こえない

もう、聞こえない

誉田 哲也
幻冬舎 (2020年8月26日発売)
ISBN:9784344036512
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作品紹介・あらすじ

「女の人の声が聞こえるんです」。 殺人の罪を認め、素直に聴取に応じていた被疑者が呟いた。 これは要精神鑑定案件か、それともーー。 身元不明の男性が殺害された。 加害者が自ら一一〇番通報し、自首に近い形で逮捕される。 これで、一件落着。 自分の出る幕はない、と警部補・武脇元は思っていたが……。 事件の真相に、あなたは辿り着くことができるか。 伏線に次ぐ伏線が織りなす衝撃のミステリー。

感想・レビュー (3件)

幼なじみの美波が殺された。真由は真相をさぐるために出版社に就職す。犯人を渋谷カイトと断定して捜査ちゅに拉致され千葉の山に埋められる。幽霊となって魂が動きだし後任の雪美に取り憑く。美雪の危機の時は耳元で囁きピンチをたすける。雪美は声の主が真由だと気づいて真由の死の真相を解明して犯人がカイトだと確信したがカイトは雪美の返り討ちにあい死ぬ。雪美は真由の案内で死体を発見する

過去に殺された、友達の死の真相を暴こうと出版社に勤めた主人公だったが、逆に犯人に殺されてしまった。そこから幽霊となり後輩に近づき、言霊を発し犯人や真相を突き止める内容。この作者にしてはクソつまらん。