作品紹介・あらすじ
『高瀬庄左衛門御留書』『黛家の兄弟』に続く、「神山藩シリーズ」最新作。
名判官だった祖父・失踪した父・重責に戸惑う息子ーー町奉行を家職とする三代それぞれの葛藤を描く。
18歳の草壁総次郎は、何の前触れもなく致仕して失踪した父・藤右衛門に代わり、町奉行となる。名判官と謳われた祖父・左太夫は、毎日暇を持て余す隠居後の屈託を抱えつつ、若さにあふれた総次郎を眩しく思って過ごしている。ある日、遊里・柳町で...
感想・レビュー (2件)
筋書きは悪くないのだが、文章のテンポが悪く、登場人物ものっぺりした感じがした。 会話のみでテンポを早めたり、無駄な描写を削ったりすれば良作になっただろうに、と惜しまれる。 『高瀬庄左衛門御留書』はそのあたりが巧かったのだが。
家督相続を済ませ忽然と姿を消した父のあとをつぎ役につき事件を解決し成長してゆく姿面白かった