作品紹介・あらすじ
作家のキョンハは、虐殺に関する小説を執筆中に、何かを暗示するような悪夢を見るようになる。ドキュメンタリー映画作家だった友人のインソンに相談し、短編映画の制作を約束した。
済州島出身のインソンは10代の頃、毎晩悪夢にうなされる母の姿に憎しみを募らせたが、済州島4・3事件を生き延びた事実を母から聞き、憎しみは消えていった。後にインソンは島を出て働くが、認知症が進む母の介護のため島に戻り、看病の末に看取...
感想・レビュー (3件)
アジア人女性初めてのノーペル文学賞受賞作家。 済州島の大虐殺4.3事件を知らなかった。 痛く、冷たく、苦しい やがて温かな話 夢か現かわからない。
読み終われず
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