ギフテッドの光と影

ギフテッドの光と影

阿部朋美/伊藤和行
朝日新聞出版 (2023年5月19日発売)
ISBN:9784022519078
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作品紹介・あらすじ

「同級生と話が合わない。なじめたことは一度もない。授業はクソつまらない」……IQ130以上がひとつの基準ともされるギフテッド。強い個性ゆえに周囲になじめない現実を描く。朝日新聞の人気連載「ギフテッド 才能の光と影」を加筆。

感想・レビュー (1件)

読んでよかった! 人と違うってキラリとして見えるけど 当事者や支える家族は日常でギフテッドを生きにくい。 特別支援学級があるのだから、ギフテッドのように知能の高い子向けのクラスがあったっていいじゃんね。 いくつかのギフテッドや発達特性のある子どもたちの教育を支えようとした民間スクールの失敗(といっていいのか💦)は、ひとつの指針となる。 もっと柔軟であればいいし、千原せいじ の言葉を借りるなら、金持ちが貧乏のフリをする必要はない。貧乏も金持ちのフリをする必要もない。 でも日本は可哀想に合わせる部分がある。 でもそれはなんの平等でもない。 今の自分の立ち位置を知ることって、すごく大切なこと。