めぐりんと私。

めぐりんと私。

大崎 梢
東京創元社
ISBN:9784488028381
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作品紹介・あらすじ

三千冊の本を載せて走る移動図書館「本バスめぐりん」との出会いは、屈託を抱えた利用者たちの心を解きほぐしていく。家族の希望で縁もゆかりもない土地で一人暮らすことになった規子の、本と共に歩んできた半生を描く「本は峠を越えて」や、十八年前になくしたはずの本が見つかったことを引き金に当時の出来事が明るみに出る「昼下がりの見つけもの」など5編を収録。めぐりんが本と人々を繋ぐ移動図書館ミステリ、シリーズ第二弾...

感想・レビュー (2件)

移動図書館を中心とした利用者視点や本館司書視点で書かれる短編集って感じの話。 落ち着いた雰囲気の本で安心した気持ちで読める。 実際にある本の名前が出てきたりと面白いなと思うところも多い。 少しその回の主になる人視点の書き方が単調。頭に入りにくいので時間ある時にゆっくり読むのがいいかも。 4つめのじいさん2人とこども2人で謎解きする話が一番良かったのは単純に好みかもしれない

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本バスめぐりん。の続編、元書店員の書く本は面白いなぁ