作品紹介・あらすじ
【対象:小学校高学年以上】
◆主な内容
ぼくには、5歳の誕生日の記憶がない。親に聞いても「家で寝ていた」と言うばかり。
それから時はたち、中3の誕生日を迎えたとき、家に謎の手紙が届く。
開けてみると、中には「誕生日おめでとう」と書かれた便箋と、ビニールに包まれた黒い砂が入っていた──。
うっすらとある「遊園地に行った」という記憶。黒い砂。その二つがつながったとき、たどり着く真実とは。
企業の社...
感想・レビュー (1件)
原発事故を一企業のガス事故に置き換えて、カムイの涙の誘拐事件をこどもにして、犯人を心優しいお兄さんにしているような。全体に流れる眠り姫の話で、現実を考えさせる仕組み。こども用として、良。