作品紹介・あらすじ
男が電車に飛び込んだ。現場検証を担当した鑑識係・工藤は、同僚の拳銃を奪い自らを撃った。電車の運転士も自殺。そして、拳銃を奪われた警察官も飛び降りる。工藤の親友の刑事・永瀬遼が事件の真相を追う中、大手製薬会社に脅迫状が届く。「赤い砂を償え」--自殺はなぜ連鎖するのか? 現代(いま)を映し出した書き下ろし傑作!
いきなり文庫!
『代償』50万部突破
『悪寒』30万部突破の著者が放つ
感染症×警察小...
感想・レビュー (2件)
面白い
以前書いた小説にしては、かなりウイルスに関して詳細に調べられている。 今のコロナ感染を予想出来なかった時代に、こういうウイルス関連小説を書いたのが面白い。 若い刑事が一人で真実に迫って行くところに引き込まれていく。