作品紹介・あらすじ
天下統一に乗り出した織田信長が、大坂本願寺を攻め立てていた天正四年。一向宗の門徒たちは籠城を余儀なくされていた。海路からの支援を乞われた毛利家は、村上海賊に頼ろうとする。織田方では、泉州淡輪の海賊、眞鍋家の若き当主、七五三兵衛が初の軍議に臨む。武辺者揃いの泉州侍たち。大地を揺るがす「南無阿弥陀仏」の大合唱。難波海で、景が見たものはーー。激突の第二巻。
感想・レビュー (1件)
源爺の言う通り泉州侍たちにチヤホヤされる景。景を囲んだ酒宴からの夜這いの件は面白かった。七五三兵衛が大男ぶりを発揮して銛で門徒を次々やっつけるのがかっこいい。