水族館の殺人

水族館の殺人

青崎有吾
東京創元社 (2016年7月28日発売)
ISBN:9784488443122
本棚登録:50

作品紹介・あらすじ

夏休み真っ直中の8月4日、風ヶ丘高校新聞部の面々は、取材先の丸美水族館で驚愕のシーンを目撃。サメが飼育員の男性に食いついている! 警察の捜査で浮かんだ容疑者は11人、しかもそれぞれに強固なアリバイが。袴田刑事は、しかたなく妹の柚乃に連絡を取った。あの駄目人間・裏染天馬を呼び出してもらうために。“若き平成のエラリー・クイーン”が、今度はアリバイ崩しに挑戦。解説=飯城勇三

感想・レビュー (1件)

裏染天馬シリーズ第2弾。 コミカルな文章の割に殺害シーンがかなり衝撃的。動機はそんなこと? 前作同様魅力溢れる登場人物達の描写や丁寧に順を追って真相に導く流れには好感。 アリバイ崩しについては多少頭が混乱するので間を置かずの一気読みをお勧め。面白かった。