すみせごの贄(7)

すみせごの贄(7)

澤村伊智
KADOKAWA (2024年3月22日発売)
ISBN:9784041138632
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作品紹介・あらすじ

怖いのにおもしろい! 大人気比嘉姉妹シリーズ、短編集第3弾! ◆たなわれしょうき いじめによって不登校になった中学2年生の翔太は、父の仕事の関係者である野崎昆の滋賀県での取材に同行することに。その土地では鍾馗の像を門柱に置く習俗があり、手が四本あるその独特な鍾馗は「たなわれしょうき」と呼ばれていた。翔太は取材中に不気味な影を目撃し、その夜、物言わぬ影に襲われる。この地には「ナニカ」がいるのだろう...

感想・レビュー (3件)

おもしろい

比嘉姉妹シリーズ大好きです 短編集で色々な話を読めるのも良かったです

澤村伊智「すみせごの贄」読了。 ご存知、比嘉姉妹シリーズの最新作は6つの短編集。「たなわれのしょうき」「戸栗魅姫の仕事」「火曜夕方の客」「くろがねのわざ」「とこよだけ」「すみせごの贄」の6つ。 それぞれ関わるのは、たなわれ野崎、戸栗魅姫 琴子、火曜夕方真琴&琴子、くろがね真琴、とこよ野崎&琴子、そしてすみせごは来ました辻村ゆかり。 もう辻村ゆかりと聞くだけでゾワっとするような身体になってしまった。6つの中で好きなのは戸栗かな。なぜなら琴子ファンだから。火曜ととこよでも琴子でるけどほんの少しなのでね。 でもやっぱこの比嘉姉妹シリーズは好きだわ。ずっと続いて欲しい。あとばくどうの夢文庫化して欲しい。