教誨

教誨

柚月裕子
小学館 (2025年2月6日発売)
ISBN:9784094074338
本棚登録:89

作品紹介・あらすじ

女性死刑囚の心に裡に迫る長編犯罪小説! どうすれば、事件は防げたのか。すべての者の鎮魂を願う。 ーー柚月裕子 吉沢香純と母の静江は、遠縁の死刑囚三原響子から身柄引受人に指名され、刑の執行後に東京拘置所で遺骨と遺品を受け取った。響子は十年前、我が子も含む女児二人を殺めたとされた。事件当時、「毒親」「ネグレクト」と散々に報じられた響子と、香純の記憶する響子は、重なり合わない。香純は、響子の教...

感想・レビュー (6件)

実際にあった連続殺人事件が元になったフィクション。 珍しく犯人が誰かという話ではなく、はじめから犯人はわかっていて、死刑執行後の話で、どうしてそのような事件を犯したのかについて追及していく作品。 骨壷を預かることになって、死刑執行までの日記を読んで、昔の響子のイメージではそんなことするような人じゃなかったのに、というところから興味がわいてしまう。 残忍な事件だったけど、その背景には不幸が重なって重なって、そんなことするつもりもなかったのに起きてしまった悲しい事件。 犯人に肩入れしてしまいたくなるストーリーでした。

人は誰かを愛し愛される事が必要なのか❓️

ネタバレを読む

毒親ゆえの死刑囚となる女性の話

秋田連続児童殺害事件にとても似ている話。