作品紹介・あらすじ
警察小説の旗手による大河シリーズ「日本の警察」平成編。
「公安は常に同じ相手の仕事だ。だが捜査一課の仕事は毎回、違う相手なんだ」
「捜査一課は目先の事件を追う。公安は、未来を見据えて仕事をしている」
捜査一課と公安一課。同じ警察でありながら相容れない二つの組織に身を置き、昭和を駆け抜けた二人の刑事。
その息子たちは、父と同じ道を歩んでいる。
昭和天皇が崩御し、60年余にわたる昭和の時代が終わり...
感想・レビュー (1件)
捜査一課と公安一課の二人の二世刑事が協力して事件を解決。以前から反目し合う二つの課の内部事情、親の世代も仲が悪かったのがわかる。最後に親同士も同じような関係で繋がっていたのが面白い。男の親子の関係性も良く描かれている。