黒い樹海 新装版

黒い樹海 新装版

松本清張
講談社 (2024年12月13日発売)
ISBN:9784065378236
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作品紹介・あらすじ

新聞社の文化部で各界の著名人たちと交流し、活躍していた姉信子に憧れていた妹の笠原祥子。楽しみにしていた東北旅行に出発した信子だが、行き先の仙台ではなく浜松で踏切事故に巻き込まれ亡くなったという、衝撃の知らせを祥子は受ける。確かに遺されたトランクは姉のもの。だが仕事の手帳がなくなっていた。二人きりの姉妹で、姉は今まで祥子に嘘はつかなかった。誰か同行者がいて、社会的立場上、事故現場から姉を見捨てて逃げ...

感想・レビュー (1件)

長編だが、最後まで犯人は誰なのか主人公とともに探せて楽しめた。話し言葉から時代が古く感じるが、いつの時代読んでも楽しめるのはすごい。