歴史学者という病

歴史学者という病

本郷和人
講談社 (2022年8月18日発売)
ISBN:9784065260975
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作品紹介・あらすじ

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■     ぜんぶ、言っちゃうね。   このままでは日本の歴史学は崩壊する!? 歴史を愛する人気学者の半生記にして反省の記ーー。 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 歴史学は奥も闇も深い ●「物語の歴史」と「科学の歴史」の大きな違い ●時代が変われば歴史も変わる怖さ ●実証と単純実証は断じ...

感想・レビュー (1件)

東京大学資料編纂所の教授・本郷和人氏の著書である。文章自体もくだけているし、内容も素人にもわかるように平易になっていて読みやすい。生まれ年が同じな所から手に取るようになって、最近になって歴史に興味を持ち出したけれど、なんだか親近感が湧いてくる。感じ方が似ている気がするのと、勉強していて感じる疑問に答えをもらっている気がする。中島敦にハマった下りも益々似ていると思った。でも読んでいるだけで本当に膨大な量の本を読んだのが伝わってきて、それだけでも尊敬出来る。奥さんと同じ職場で彼女の方が上司との事だが、どちらも仕事がしにくいとかいう事は無いのかと思った。妻を若い頃からリスペクトしているのが、自然に伝わってくるのも好印象である。