よたろー
2024年12月31日
自閉症スペクトラム、ダダ君の電車旅エピソードを中心に、それらを通して自閉症スペクトラム症人(という言い方があってるかなと。奥平さんは文化の違いと表現されているので。)の感じ方、世界の映り方に気づいていく奥平さんと、ダダ君の記録。 後半は療育資料編。 奥平さんは、ダダ君を育てる中で、視覚支援グッズを開発し、今では販売とそのノウハウや、考え方について講演、講習会等を開催する(株)おめめどうを設立して、20周年。 その奥平さんが、まだ小学生時代のダダ君と過ごす中で気づいていくダダ君の苦しさや、感じ方のエピソード。 自閉スペクトラム症傾向があると言われている息子と似ているところも少なくなく、「わかるなあ」とか、「そういうことだったのか」と頷きまくりながら読む。 療育資料編は、なるほど、それでこのような支援をしていくのか。と納得ガッテンガッテンのオンパレード。 支援担の先生とのやりとりでもやもやしていたものが、晴れ晴れとする思いでした。 勉強して実践して修正して、本人が快適な暮らしを出来る大人になれるように頑張りたいな。
レイルマン
奥平綾子@ダダ母
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