ダダくん11の不思議

ダダくん11の不思議

奥平綾子
小学館 (2006年5月1日発売)
ISBN:9784093876346
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作品紹介・あらすじ

どうしてほかの子と違うの?親のしつけのせいなの?違い=障害の特性を理解して、受け入れ、日常生活の工夫をすれば、自閉症の子どもも居心地のよい暮らしができるのです。さあ、ダダくんのユーモアあふれる暮らしを11のキーワードとエピソードで紹介しましょう。

感想・レビュー (1件)

自閉症児ダダ君を他の星の住人として見ながら書いたブログ記事とその合間合間に、自閉症の特性について解説が入る本書。 発達障害の息子と重なる部分を主に意識しながら読む。 自閉症児ってこんな感じなのかを知ることで、自分の子どもがどう感じているかを知る手がかりとなって良いです。 「わあ!似てるな〜」が結構あるんだけど、奈良の感想が、ダダ君は「鹿だらけ」 うちの子は「鹿地獄」だったもので、思わず笑ってしまいました。 一見すると外から分からない辛さのある自閉症児、発達障害児は、親ですら何度も何度もこれは、ああ、そうかこの子の特性的にこうね〜と、振り返らなければ、「???」となることばかり。 一見で分からないのが難しさだよな〜。と毎日痛感しています。