あおむし
あおむし

2026年6月13日

心の奥に静かに響くような切なさを感じた。別れの場面で涙をこらえる主人公の姿には、強がりながらも相手を想う優しさがにじんでいて胸が痛くなった。泣きたいほどつらいのに、相手の前では笑顔を見せようとする気持ちは、とても人間らしく共感できる。表には出せない愛情や未練が言葉の隙間から伝わってきて、読み終えたあとも余韻が残った。静かな悲しみの中にある強さを感じた作品だと思った。

君の顔では泣けない(1)

君の顔では泣けない(1)

君嶋彼方

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