作品紹介・あらすじ
「【アイドル】という職業が背負う十字架を、一度すべて言葉にしようと思いました。
すると、不思議と、今の時代そのものを書き表すような作品になりました」(著者)
「アイドルって作るものでなく、楽しむものである方が良いに決まってる。
なのに、著者はこうやってアイドルを生み出す側にチャレンジした。
それも文学の世界で……。なんたる野望。なんたるマニアック。なんたる妄想力」
(つんく♂/音楽家、エンター...
感想・レビュー (1件)
人前にたって歌って踊るのが大好きという気持ちも、特定の大好きな人がいる気持ちも、両立するもので、1人の人間にとってどちらも地続きな感情である。自分で選んだこと、選ばなかったこと、選ばされたこと、選べなかったこと、いずれの選択もあとから振り返ったときにそれが正解だったと思えるようにすればよい。