バカと無知

バカと無知

橘 玲
新潮社 (2022年10月15日発売)
ISBN:9784106109683
本棚登録:0

作品紹介・あらすじ

正義のウラに潜む快感、善意の名を借りた他人へのマウンティング、差別、偏見、記憶……人間というのは、ものすごくやっかいな存在だ。しかし、希望がないわけではない。一人でも多くの人が人間の本性、すなわち自分の内なる「バカと無知」に気づき、多少なりとも言動に注意を払うようになれば、もう少し生きやすい世の中になるはずだ。科学的知見から、「きれいごと社会」の残酷すぎる真実を解き明かす最新作。

感想・レビュー (3件)

難しい内容 能力の低い人は自分を高く見積もり安いし、相対的に高い人は冷静に判断できる低く見積もる。ひとの記憶は常に書きえられるし、妄想?するようにできてておかしいこともおかしいと判断できないことも多いからいかにふかんできるかが大切。ぐらいが理解出来た。

キンドル 前半は面白いが、後半は少々難解

主張の根拠が示されているけど、本当かな、と思う意見もある。冷静に読むべき作品だ。