夜明けのはざま

夜明けのはざま

町田 そのこ
読者数: 122
発売日: 2023/11/7
出版社: ポプラ社
ISBN: 9784591179802

レビュー (5件)

葬儀屋の話。まあまたあかな

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死・生きていくことをテーマに書いた本。誰もが隣り合わせの死は恐怖の対象だけれど、優しく強く向きわせてくれる本。ぎょらんや星を掬うと似ているところも多かった。 大事な人を喪った心は、血を噴くような痛みを覚え、哀しみが溢れる。それに触れることで、自分自身の心の傷もまた血を噴く。 あるとし持ってると信じてたものがぽろぽろとなくかっていく。大事だと信じたものを掴もうとすれば、何かが落ちていく。こんな喪失の繰り返しなら、生きてるのって辛いなぁ。 大事なのは、「持っていること」ではなく、「持っているもの」「持っていたもの」でもない。そこから得た喜び、得られなかった哀しみ、葛藤やもがきこそが大切なのだ。それらは、誰かに繋がれていく。

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死をテーマにした本。自分が怖いと思っていたものにあたたかく強く向き合わせてくれる。ぎょらんや星を掬うと似ているところも感じた。 大事な人を喪った心は、血を噴くような痛みを覚え、哀しみが溢れる。それに触れることで、自分自身の心の傷もまた血を噴く。 あるとき持ってると信じてたものがぽろぽろとなくかっていく。大事だと信じたものを掴もうとすれば、何かが落ちていく。こんな喪失の繰り返しなら、生きてるのって辛いなぁ。 大事なのは、「持っていること」ではなく、「持っているもの」「持っていたもの」でもない。そこから得た喜び、得られなかった哀しみ、葛藤やもがきこそが大切なのだ。それらは、誰かに繋がれていく。

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話つながりがよい。芥子実庵の雰囲気がいい!

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どの人にも事情がある。登場人物みんなに思いがあるのに、どうにもできないことがある。

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