作品紹介・あらすじ
汗みどろで、血達磨になって、やっと拳(おもい)が伝わったんだ。 言葉は喉の奥でつっかえ、想いは胸の底で燻る。東京の片隅で、影のように生きる青年・五十嵐遼馬。その人生を変えたのは、ボクシングだった。寡黙な青年は拳を交わし、生きた会話の喜びに目覚めていく。やがて立ちはだかるのは、悪霊に憑かれた異国のチャンプーーこれぞ王道の灼熱、青春小説の名手がブッ放す魂の拳闘小説!
感想・レビュー (1件)
コミュ障の青年がボクシングを通し成長する姿を描く物語。 リング上での駆け引きや血と汗飛び散る激しい打ち合い等臨場感溢れる闘いの描写に圧倒され、頁捲る手止まらず。彼らの熱い拳の対話に魂揺さぶられた。 著者の振り幅の広さには毎度驚きと感動しかない。
